簡(jiǎn)介：ある日、佐相（原田泰造）は、クーパーズという遺品整理の會(huì)社で働くことになった。遺品整理とは遺族に代わって故人の部屋を片付ける仕事だ。數(shù)日後、社長の古田（鶴見唇吾）と共に遺品整理を依頼された家に向かった。依頼主の花田（茅島成美）は絶縁狀態(tài)のまま孤獨(dú)死した兄とは関わりたくないから金目のもの以外は全て処分して欲しいという。家の中に入るとそこはモノに溢れ足の踏み場(chǎng)もない。初めて嗅ぐ悪臭と人型にシミが殘る布団。佐相は耐え切れず外に逃げ出してしまう。見かねた古田は會(huì)社のチラシを配ってくるよう促す。そして近くのマンションでチラシを投函していた佐相は華やかな衣裝に身を包んだ瞳（佐藤江梨子）とすれ違う。數(shù)時(shí)間後、遺品整理に戻っていた佐相はその瞳から遺品整理は本人でも依頼できるのかと聲をかけられた。唐突な質(zhì)問に佐相は思わず自殺を考えているのかと問い返してしまう。瞳は20代にしてファッション雑誌の副編集長まで上り詰めた。後輩からは完璧だと尊敬されているが、実は長年付き合った彼とは結(jié)婚直前に別れ、親からは早く結(jié)婚しろと迫られ、上司からは希望しない部署への配置転換を宣告されていた。自分の居場(chǎng)所がどこにもない。何を目標(biāo)に生きていけばいいのかわからない…。彼女の心を反映してか自宅はゴミで溢れていた。その夜、初仕事を終えた佐相は古田と飲んでいた。そして尋常ではない體験をしたはずが楽な現(xiàn)場(chǎng)だったと言われて絶句する。一方の古田は居酒屋のアルバイト?ゆき(榮倉奈々)にちょっかいを出しつつ、死生観や偶然會(huì)っただけの瞳に関する勝手な想像など取り止めのない會(huì)話を続ける。翌日以降も遺品整理は続き、佐相は故人に対する遺族の冷たい態(tài)度に違和感を覚える。リストラされ収入もなくただただ生きていくためにこの會(huì)社を選んだのに、日々過酷な條件での労働が続き“生と死”について否応なしに考えさせられてしまう。その影響もあり、瞳の言動(dòng)も気になって仕方がない。何とかしたいと彼女に接觸を試みるが冷たくあしらわれてしまう。しかし、どんなに拒絶されても佐相は不器用ながら干渉していく。…